それはパンナムですから。んで今回の話題はバンナム。
バンダイナムコホールディングス傘下のナムコが会社分割方式でAM施設運営事業に特化した新設会社のナムコと、ゲーム開発・販売を主としたバンダイナムコゲームスに再編されるという件について。
詳しいことはこちらを見てくれることとして。ここで特筆すべきことは実質バンダイのビデオゲーム事業をナムコが貰い受けるということ。これはバンダイ側のゲーム事業部要因がたったの55人だからであろう。これは玩具同様に企画・制作管理のみ行い、開発はアウトソーシング(下請け)に回してるからだ。実際はナムコだって開発をアウトソースに依存しているのだが、話が長くなってしまうので割愛。
まぁこれでナムコがどう変わるか、というより組織再編だけでナムコのゲーム開発体制が大きく変わってしまうというのは考え難い。そりゃバンダイ系キャラクターのゲーム開発が増えるだろうが、それはあくまで中長期的な話。むしろ鉄拳やリッジレーサー、テイルズなどの看板作品はもちろんのこと、独自性の高いゲームを出していくことだって大切だからだ。
敢えて言えば昔よりゲームのメディアミックスがやりやすくなるだろう。単純に言ってしまえばバンダイがナムコ作品のガシャポンやカードダス、食玩にプラモデルを続発的にリリースできる(ナムカプのガシャポン化とか、最近じゃアイマスも決まったしね)セガやコナミも玩具部門はあるがこういった商売が弱いのでナムコがバンダイと統合したことって実はここが強みとなる。
もっともゲームは中身が大切なので、メディアミックスやグッズに頼らずこれからも質の高い作品を作ってほしいし、更にナムコにだってバンダイのゲームから学ぶものもあるだろう。今後も両社のシナジーがどのように生かされるかが見物である。でもちょっとペースが遅いなと思うのは気のせいか。
2006年01月12日
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