2006年01月25日

来るものは拒まず、去るものは追わず

かーずSPさんとこの「嫌オタク流」の感想を読んでみた。「嫌オタク流」自体はまだ未見なので何とも言えないが、要は“叩き易そうだから叩く”厨房の虐めと似たことを紙に書いてることだけはハッキリしているのでコメントするまでもない。
それよりもワシはかーず氏の言葉に敢えて苦言を呈したいことがあって書く。本来こういうことは個人宛にメールで送るべきなのだが、世のヲタ系サイト管理人、もといオタクな方々の中にも同じような考えを持った人達が多いので、敢えて晒して書く。つまりかーずさんへのレスポンスというより、世のオタクの皆様への問いかけと思ってください。

>メディアがメイド喫茶やアキバ特集、NHKのオタク少年の
>主張みたいな企画を組んでいるのを苦々しく思っていて、
>「いい加減マイノリティなんだから放っておいてくれ」
>という気持ちなんですが、こういう考えはオタクでは
>今では少数派なんでしょうか?

オタク文化はもうマイノリティでも何でもありません。10年前ならTVでガンダムのネタなんて誰もわからないハズが、sakusakuというオタ向けに作ったわけでない音楽番組で平気でネタに用いられるし、ちょっと前までやっつけでアニメタイアップしてたソニーが今じゃ必死に作品とにらめっこしてCDを作るようになった。これらって我々側が反応を示したからじゃないでしょうか。多少たりとも“消費者”としてのオタクの影響力はありますよ。勿論市場原理で勝ち組になっただのエリートだの馬鹿げた誇大妄想はありませんが。
むしろね、『放っておいてくれ』という言葉こそ危険だと思うよ。無理解や誤解が偏見やら中傷やらを生んでいるのに、それを余計に助長させたところで百害あって一利もないわけで。そりゃとりあえずメイド服着てご主人様言わせておけば客来るというのは安直すぎるし、そこでオタク文化ではなくなってる。その一方であまり閉鎖的になっても理解できない人間にとっては『気持ち悪い』と見られるのは当たり前だし。別に理解してほしいと頭下げる必要はないが、興味を持った人達に門戸を開いておくことも良策だと思うんだけどな。
例えばケロロ軍曹なんか小学生にもウケてるけど人間キャラは8割方可愛い女の子ばっか、つまりあれって子供が最初に見るオタアニメ(or萌えアニメ)なんだよね。最初はギャグで笑っていてもどこかで女の子の色気に気付く作りになってるからね。そこから入ってオタクになりました、でもいいんじゃないの?別に怖いことでも何でもないんだからさ。今皆さんが見てるワシのサイトも『来るものは拒まず』(好きなら見てくれればいいし、嫌なら見なきゃいいって意味ね)が基本方針だし。

>オタク趣味ってだけでどことなく後ろめたさを
>感じてるのは、宮崎事件で白い目で見られた
>うちらの世代だけで、新世代ヲタは、それこそNHKの
>なんとか少年みたいに、堂々と
>「ギャルゲー大好き!」と誇らしげにしてるのだろうか。

今の子供たちはもっと冷静。去年の2月ワシは双恋LIVE観客のOFF会に参加したが、その参加者の殆どが中高生で驚いた。でも彼らは自分の趣味に後ろめたさを感じてはいなかったし、根暗な人なんざ一人もいなかった。で、彼らの姿はまさに中高生時代のワシやその友人の姿でもあったわけだよ(中学の頃にナデシコやスレイヤーズの話で花を咲かせ、高校の頃はToHeartの主題歌をこっそり昼の校内放送で流してたりしましたな)そこに誇らしげだの慎ましくだのは関係ない、楽しいか楽しくないか、ホントにそれだけ。

結局未だにこんな本(嫌オタク流)が出るのも、我々オタクの世間体への態度にも問題があるからじゃないでしょうか。開けっ広げにする必要はないが、隠し通すべきものでもないと思います。アニメだの漫画だのゲームだのそういう娯楽はどこにでも手に入るし誰の目にも触れるんだから。あとは自分なりに楽しんでやればいいと思いますよ。いずれこの手のオタクバッシングやマスコミの世論誘導は「あぁまた世の中の相手にされない可哀相な誰かが何かやってるよ」として片付けるのが常識になるのでは?

最後に、宮崎事件のことを触れていたようにかーず氏とワシでは世代が違うだろうから同じ環境でも自分と周囲の世界が違うのは仕方ない。宮崎事件の頃のワシなんかコミケのコの字も知らないしガンダムもSDで初めてその世界に入った口だ。アニメの女の子に恋しだしたのは中1になってからだ。
それでも貴方達に言う。今の貴方達が苦しむ理由なんかどこにもないと。今はちょっと「電車男」の本が売れてからいろいろ迷惑なこともあるけど、それも過ぎたら興味ない人は自然に足を洗うし、ハマる人は更にオタ文化を受け入れていくだけさ。そんなもんよ♪
posted by みなみ いくのり at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/294099
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック