皆さんは『パンポン』というのを知っていますでしょうか。いや、知らない人が大勢でしょう。それもそのはず、このパンポンとは、とある企業の関係者および工場が密集する都市でひっそりと行われているスポーツだからです。
そもそもワシがこれを知ったのはwikipediaで偶然『
日立製作所』の項目を見ていたときでした。日本を代表する総合電機メーカー日立が社技ともいえるスポーツを考案していたことにとてつもない刺激を覚えたのです。これは面白いと。
パンポン - Wikipediaその歴史は意外に古く1920年、従業員が昼休み中にキャッチボールしてたら窓ガラス割れて禁止になり、それに代わる安全なスポーツを考案したってわけ。最初は手でやってたのを廃材を用いるようになり、これが発展して四角いラケットになったようで。日立グループの経営規模拡大と共に全国に波及されるようになり、今では発祥の地・茨城県日立市を中心にそれなりの競技人口を持つ。今でも日立系企業の工場・事業所には、駐車場の隅にパンポン用コートが存在するという。
にも関わらずだ、このパンポンという球技はワシですら昨日初めて知った身であり、テレビでもほとんど取り上げられていない(正確には時々取り上げられるが、正直日立関連地域以外でこれが流行っているという話は聞かない)いっそいつぞのドッジボールとかキックベースやフットサルみたく、旬のアイドルにやらせたりコロコロ辺りで漫画作ったりして全国に伝播できんかね。最終的には有明コロシアムで全国大会やったりとかね(ぉ
まぁパンポンそのものよりも一企業が独自のスポーツを考案してしまったのがワシ的にはカルチャーショックなわけで。こういう企業文化が地域に与えた変わった風習というのはもっと調べてみたいですわい。
posted by みなみ いくのり at 19:37|
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